今日は、先日地下鉄に忘れたであろう折りたたみ傘を探しに、地下鉄の事務所まで行った。先日、会社から帰宅する際、地下鉄の電車内に傘を忘れてしまったのだ。電車を降りて帰る途中に気づいたが、どうすることもできず、数日経ってしまった。今日は、たまたま休みをいただいていたので、地下鉄の事務所に忘れ物の傘がないか、電話で問い合わせしてみた。数日前に忘れたので、もうすでに駅にはなく、忘れ物すべては、街中にある忘れ物センターまで届けられているとのことだった。
電話で問い合わせてみて、傘の特徴や色など伝えたものの、該当する傘は出てこなかった。正直、傘の忘れ物は毎日大量にあるらしく、街の中心にある、忘れ物センターまで行ってみることにした。忘れ物センターで日時や状況、傘の特徴など、具に伝えて調べてもらったが、やっぱり該当の傘は出ていないとの見解であった。
残念な気持ちで、センターをあとにしたが、ちょうど昼時の為、一旦昼食の休憩をはさんで休憩した。黒の折りたたみ傘なのだが、今年7月の転勤の際、前の部署の皆様からもらった代物の為、なくすわけにはいかなかった。冷静になってみると、電車を降りてからコンビニにビールを買いに立ち寄ったことを思い出した。雨はすでに降っていなかった為、手に持っていたかもしれない。最寄り駅から家まで、2軒のコンビニによったことを思い出した。
街中から帰って、最寄り駅まで戻った。立ち寄ったコンビニに向かう。1軒目、聞いてみるが、通常の傘は何本か忘れ物であるが、折りたたみはでていないとのことだった。2軒目、確か思い出すと、2軒目のコンビニ寄った後に、傘がないことに気づいたので、ひょっとしたらという思いで中に入って聞いてみた。すると、忘れ物で自分の傘が出てきたではありませんか!レジの裏にある棚から、忘れ物で預かってもらっていた傘が出てきた。これこれっていう気持ちでいっぱいで御礼をして帰宅した。
よくよく考えてみると、『傘がない=電車に忘れた』という図式がいつの間にか自分の頭の中で起きていた。これはとんでもない思い違いであった。結果、傘を訪ねて三千里状態になり、街中までわざわざ行ってしまったのだ。人の記憶なんてなんて曖昧なものかと、改めて感じた一日であった。
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