旅行2日目は、トロッコ列車に乗ってみた。宇奈月温泉に泊まったので、すぐ目の前から、トロッコ列車に乗ることができた。前々から来てみたかった、乗ってみたかったところのだったので、これも目的が達成できた。
宇奈月を朝8:17発の列車に乗った。窓があるリラックス車両や、窓がない普通車両があるようだが、窓がないオープンな感じの普通車両に乗車。朝の陽ざしがまだ穏やかだった為、乗っていても涼しい。登ったり、下ったりしているので、風が結構吹いてくる。山沿いを削って作られているので、トンネルも多い。トンネル内は、冷房が効いているかのような涼しさであった。山際から眺める川や山は、天気も良かったせいで、とても輝いて見え、絵はがきになるような美しさであった。
終点は欅平という駅だが、息子と娘の我慢が持たないと思い、途中の鐘釣駅にて下車した。そこから数分歩いたところに、河原に温泉が湧きでいる場所があると聞き、歩いて散策してみた。河原に到着すると、冷たい川が流れているが、陸側からは温泉の水が流れていて、確かに温度が高い。手で触ってみても、熱いと感じるくらいだった。
冷たい河原では、靴下を脱ぎ、足首くらいまで水に浸かった。とてもひんやりして気持ちいい。息子も娘も、一緒になって、はだしで入っていた。温泉と川を一気に楽しむことができた。
帰りのトロッコ列車も決まっており、鐘釣駅にて約1時間滞在。わずかな時間であったが、充分楽しむことができた。帰りのトロッコ列車も、またオープンエアの普通列車に乗車。散策で歩いた汗を乾かしながら、約1時間かけて宇奈月駅に戻ってきた。
さながら、遊園地のアトラクションのようなものだったが、作られた遊園地のなかの乗り物ではなく、人々が苦労して掘り進め、ようやく完成した、トロッコ列車を乗ることができ、感激した。遊園地では楽しめない、楽しさがそこにはあった。
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