後輩が退職した。現在コロナ禍で厳しい状況を考えての決断であった。既存の営業所は減っていき、人も減っていく中、難しい決断であったと思う。私自身、20年会社人生を歩んできたが、後輩が去っていくのは、何度が経験してきた。
しかし、今回は同じ課の後輩だった為、思いもより強く感じた。コロナ禍で私自身も転勤を命じられた。新しい部署に異動となった。人が減っていくということは、その分の補充が必要だ。その要員として私の転勤はすでに決められていたのだ。
そう考えると、人の人生は、他の人の人生と深く関わっているということが、今回の転勤でよく分かった。転勤も玉突きのボールのようなもので、誰かが出れば、誰かか入る。ただそれだけのことだ。どのタイミングが自分では分からない。
今回のタイミングは彼にとっても想像ができなかったものだと思うし、私にとっても予期せぬ出来事であった。今の部署もいつまでもいるわけではない。今は苦しい状況だか、この瞬間を楽しみながら過ごしていきたい。
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