両親と家族で鰻を久々に食べた。地元・浜松でも有名の鰻屋さんだが、何回も行っているし、味も分かっているつもりだったが、改めて食べるととても美味しかった。ふっくらした身をしっかりと炭火で焼き上げ、タレが効いたあつあつのご飯と一緒に頬張る。途中、すっきりとした中にも優しい味の肝吸いを飲み、また鰻を頬張る。時間にしたら、ほんの数十分だが、幸せの瞬間が繰り返された。
食べることで幸せを感じる瞬間は、誰でも一度は経験があるだろう。だからこそ、これだけ世の中に飲食店・レストランが存在しているのかもしれない。生きているうちに、食事をする回数は、ほぼほぼ決まっている。では、一回一回充実した食事にする為には、どうしたらよいのか?ふと考えてみた。
値段や評価の高い店に行く。一年待ちで予約がなかなか取れない店に行く。気の合う仲間と一緒に行く。家で家族が待っている食卓で食べる。誰もが知っているチェーン店に行く。一人で知らないお店に飛び込んでみる・・・どれも正解だと思う。要は自分の気持ち次第で、味は変わるということ。食べ物の味は、同じはずなのに・・気持ちのスパイスが効いてくるのだ。毎回、様々なスパイスを持ち歩き、その時最適なスパイスをかけたいものだ。
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