【土】手が土のにおいに

今日は、休業日取得で会社が休みであった。午前中、先般ブログで書いた、今年借りた家庭菜園にて畑作業をしてみた。天気は晴れていたが、雲がかかっていた為、それほど暑くなかった。すでにいろいろな野菜を植えている。ナス、ピーマン、ズッキーニ、オクラ、バジル、モロヘイヤ、トウモロコシと順調に成長している。

雑草がたくさん生えてきていたので、じっくりゆっくり抜いてみた。本当に小さい草がたくさんあったが、その小さい草をそ~と、ゆっくり抜き、根っこまできれいに抜けると、とても気持ちがよい。新たな快感の発見であった。また、オクラの葉っぱの裏には、アブラムシがたくさんついていた。一匹が米粒より小さい為、一匹一匹採ろうととするととてつもなく時間がかかってしまう。そこで妻に教えてもらったやり方が、セロハンテープで一網打尽にする方法だ。

葉の裏にびっしりと集まっているアブラムシに、セロテープを貼り付けてとる。一気にとれる。これも新たな快感の発見２であった。

最後は、ジョロで水をたっぷりかけて終了。気付いたら、約２時間くらい一人で畑にいたことになる。一人で畑の土をいじっていると、自然と自分と対話していた。現在の仕事のこと、将来のこと、過去体験したことなど、いろいろな考えと思いが混ざり、頭と心の中が整理された。落ち着いた気分になった。実際今まで、畑作業を２時間したことがなかった。農家の方の気持ちが少し分かった気がする。体を動かし、手を動かした、自分の手を見たら、土の色に染まっていた。指先の匂いを嗅いでみたら、土のにおいがした。この土のにおいは、今まで嗅いだことのない匂いだった。汗をかいて汚れたからこそ嗅ぐことができたにおいだった。また、時間がある時は、畑をいじりたい。