元リクルートで、現在は数々の企業研修をされている、大塚寿さんの「40代を後悔しない50のリスト」を以前読んだ時に、その中に【会社以外の居場所を見つけておくべきだった】【もっと地域社会と付き合えばよかった】とあった。昨年40代に突入して、そのことを意識しながら生活をしているのだが、やはり、子供を通じて地域社会に関わることが重要だと考えている。
実際、息子の小学校では、おやじの会という組織に所属し、今年度は、以前も書いた「稲作体験」を年間を通じて、行事を実施していく予定だ。このおやじの会はもう10年以上も続く会で、現役児童のお父さんが中心に活動しているのだが、子供が小学校を卒業しても、おやじのOBとして、たくさんの方参加していただいている。もともと地域でこども達の成長の手助けをしていくという目的のもと作られた組織だ。
また、娘の幼稚園でも、同じようにおやじの会が存在し、月に一度、幼稚園の掃除や力仕事を手伝っている。園内の側溝の掃除をしたり、畑を耕したり、大きな木を運んだりとその時々によって、作業内容はまちまちだ。私も、昨年からこちらの会にに参加しているのだが、強制的に参加するものでもない為、来る人、来ない人は自由である。月に一度といっても、第二土曜日の午前中の2時間くらいなので、大きな負担にもならないし、運動がてら来る方もいる。こちらもすでに卒園しても、OBとして参加されている方も多く、毎回約20人前後の参加だが、半分以上はOBの方である。
昨日も、小学校のおやじの会で田んぼに行き、幼稚園のおやじの会で幼稚園で手伝いをし、今年小学校のおやじの会が「稲作体験」の助成金を獲得するための審査会にもいって、おやじの会をトリプルヘッダーであった。
会社以外の居場所。幸い子供を通じて私は、経験させてもらっている。地域社会と関わることで、利害関係を超えたものであり、会社の仮面を脱いだ、素の自分でいられる。今後も積極的に地域に関わっていきたい!
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