妻の実家で、川の一部というか沢を所有しているので、遊びに行ってきた!以前も何回か行ったことのある沢だが、川幅の狭く、水深も浅い為、ちびっこ達が遊ぶには最高の場所である。広さは25メートルプールくらいの広さで、『川と脇の土地』を所有している。当然山の上流の方の為、他の人も来ず、貸切状態である。
周りは、川のせせらぎの音、ひぐらしが『カナカナカナ・・』と鳴く声、風に木々が揺れる音など、まさに天然のヒーリングミュージックの中にいる状態だ。計ったことはないが、よくいうマイナスイオンもいっぱい出ているのであろう。日陰にもなっているので、気温も涼しい。そんな中で、七輪や窯を持ってきてもらっていたので、焼肉や焼きとり、ソーセージなども焼いて食べた。自然の中で食べる焼肉はなぜかうまい!おにぎりを一緒にほおばった。うまさ倍増は、雰囲気がそうさせるのだろうか?不思議だ。
食事を済ませた後は、恒例の川遊びだ。子どもたちは濡れてもよい服に着替え、ウォーターシューズに履き替え川に入った。川の水はとても冷たくて、気持ちいい!一瞬で体もひんやりしてきた。川は流れはあるものの、浅い為、小さな魚や沢ガニがたくさんいる。特にカニは赤くなっているものが多く見つけやすい。子どもたちが捕まえようとすると必死に抵抗をし、ハサミで威嚇してくる。それにもめげず、素手や小型のアミで捕まえる。持ってきた小型の飼育ケースに水をいれ、カニを入れてみる。透明な容器の為、動きや体のつくりが、よく観察ができた。
息子は飼育ケースを2つもってきていたので、1つを口にはさみ、水中ゴーグルとしてうまく活用していた。工夫していることに感心してしまった。ゴーグルをつけるよりもよっぽど水中がよく見え、魚や水の動きが観察しやすい。片手は網をもってすくっていた。これぞ、自然の中で身につける、生きる知恵である。
普段は、switchでゲームばかりやっているのだが、ゲームでは学ぶことができないことがある。ゲームは作られた仕組みやルールの中で行うものだが、自然の中ではルールはない。自分で考え、自分でいかに工夫し、よりやりやすくなる方法を探すのか?これが問われる。
変化の激しい時代をこれから過ごしていく子どもたちには、こういった自然を通じて、考えること・学ぶことをたくさん経験させてあげたい。川遊びはそんな【最高の教材】の一つであった。
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