今日は、午前中田植えをした。都会に生活している中で、田んぼの経験ができるなんて貴重な体験だ。地域にある緑地内の棚田を利用して、地区のおやじ会が企画して、今年1年稲作体験を実施する。
現在、緊急事態宣言が発令されている為、一般の参加者は中止としたが、関係者だけで実施した。今日植えたのはもち米を植えた。自分の息子も含めて、7家族ほど集まった。初めに指導していただける先生の講義を受け、実施に田んぼに入る。等間隔に植えて行く為、30センチ間隔のしるしがついたロープを端から端で固定し、その間に皆さんで一斉に植えていった。田んぼの土はどろどろになっており、足を入れると膝上くらいまで浸かった。
稲の苗を3つくらい束にして、1つのところの植える。当然土が平らではないので、手でならしてから植えるのだが、これがなかなかうまく埋まらず、調整しながら整えていく。初めのうちはすぐに稲が経たなかったが、何本が植えていくうちに、次第にコツが分かり、スムーズに植えることができた。
初めは、小5の息子も一緒に植えていたが、しだいに飽きてきたのか、田んぼの中で遊び始めた。田植えの地味な作業より、田んぼに水が流れている所をせき止めて遊んでいた方がはるかに楽しかったのだろう。友達と一緒になって、温泉みたく浸かったり、泥の投げあいなど、夢中で遊んでいた。また頭から田んぼに突っ込んでいて、泥だらけになっていたが、こんなことも大人になったら絶対にできない。
ここに住んでいなかったらできない、今しかできないことを息子や娘にちゃんと経験させたい。それを一緒に体験し、大人になったら、心の記憶に残っているといいなと感じながら・・・・。
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