【火】畑の中で火の管理

今日は、妻の実家の畑で遊んだ。午前中から行き、昼食は七輪で焼くBBQであった。七輪の他に昔から使い込んであるかまどのような台でも肉を焼いた。最近ソロキャンプブームの為、ブームに乗っかり、キャンプ用品も買っていた。

その中で、スマートグリルという小型のグリルセットとソロストーブという焚火台も一緒に試してみた。スマートグリルでは、特に肉を焼いたりはしなかったが、どのような感じで焼けるのか試してみた。

ソロストーブは小型の小枝を少しずつ燃やして、特殊な加工により二次燃焼というものが起こり、火力が倍増するようだ。火力が強くなってくると小枝がすぐに燃えてしまう為、次々と小枝を補給してやらないと火が消えてしまう。結構枝の補給は忙しかったが、火力は非常に強い。こちらには同じくキャンプ用品として買っていた、アルミ製のヤカンを火にかけていた。またたく間に水が沸騰し始め、ブクブクしていた。やかんは前回シーズニングという膜を作らず、水を沸かしてしまった為、内部が黒ずんでしまっていた。その黒ずみをとる為、水を沸かしレモン汁と一緒に煮た。

すると不思議なことに、黒ずみはきれいにとれ、買ったときと同じような、きれいな状態に戻った。ちょっとしたことだが、なんかきれいになると非常にうれしくなり、きれいに使いたいと改めて思った。黒ずみを防ぐには、米のとぎ汁で煮てあげると、アルミの表面に膜ができて、黒ずみができにくいそうだ。こんなことも実際に買って火を焚いてやってみないと分からないことであり、また一つ経験値があがった気がする。

息子は、BBQ中ずっと火の管理を担当して、枝を入れたり、炭を入れたり、薪を入れたりと大忙しであった。以前自分で公園で拾ってきた枝や木、松ぼっくりなども燃やしていた。松ぼっくりはよく燃えて燃料としては抜群であった。また肉を焼いた後の鉄板に油が漂っていたが、これも紙に吸わせて、燃料にし、焚火に放り込んでいた。意外と長時間燃えていたのにびっくりしていた。火を絶やさないということと、自分が火の番をしているという使命感のようなものがあり、家に帰ってきたら一言、『火の管理は面白かった』と言っていた。私も、小学生の頃に野外活動で火起こしや薪をくべたりしたことは、とても印象に残っており、楽しかった記憶がある。その経験が今の職業に就きたいと考えたきっかけでもあった。

私も小さい頃の体験が記憶に残っているように、息子の一つ一つの経験が、将来にもつながると信じている。火を通じて学んだことは多かったかもしれない。そう信じたい。

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