今年4月から借りている畑で、ピーマンができていた。こんなに早く収穫ができるとは思わなかった。4月に植えたばかりなのだが、作物の生命力というか、成長には目を見張るものがある。最近は梅雨に入っているので、雨の日も多く、日照時間は多くないはずだった。しかしながら、成長するスピードはどんどん早くなっている。
その他植えた作物は、オクラ・モロヘイヤ・空心菜・ミニトマト・バジル・ナス・シシトウ・トウガラシ・カボチャ・トウモロコシなど多種多様である。ナスも小さかったが、実がなる原型ができていた。土の周辺の雑草を採るのと、水やりをしてきた。程よく成長して、食べられそうなピーマンが一つあったので、収穫してみた。やはり自分で収穫したピーマンは愛着がある。
手間暇をかけて、育てたものは、作物に限らず、愛おしい。そこが育てる醍醐味だ。これは、人間社会にも言える。特に会社に限って言えば、人材を手間をかけて育てる。作物と同じで、一晩で急成長はしないし、じっくりゆっくりと育っていくものだ。かといって変化の激しい現代は、成長をずっと待っている訳にも行かない。時おり、水をやり、肥料をやり、土を耕し、雑草を抜いていく。作物と違う点は、人間は感情があることだ。感情によって、急速に成長することもあるし、急速に減速することもある。このバランスが難しい。一ピーマンの収穫から学んだ。
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