【肉】うまいカルビ丼

今日は、うまいカルビ丼を久々に食べた。そのお店は京都発祥のようだが、以前三重県に住んでいた時に食べたことがあった。かれこれ４年以上前になる。非常にうまかったのを舌と脳が記憶していた。

日中は、カーテンを買いに最寄りのニトリに出かけた。その途中に、例のカルビ丼のお店を見つけた。名古屋でもあったのかと思いながら、ニトリで買い物をした後、その店に直行した。

入口の自販機で食券をスタイルだが、以前に比べてメニューのバリエーション１、5倍くらい増えていた。どれも美味しそうに映り、迷ってしまう。スン豆腐の鍋定食もおいしく記憶していたが、いろいろ悩んだ挙句、メインメニューのカルビ丼にした。腹も減っていたので、ご飯大盛り、肉増しのオプション注文もし、特別なメニューとなった。

しばらくすると、注文時渡された呼び出しのベルがなり、カウンターに取りに行く。目の前にはてんこ盛りのカルビ丼が置いてある。湯気も出ており、焼いたカルビの美味しそうなにおいも漂ってきた。

トレイを持って足早に席に着くと、早速いただきますの合掌。もりもりと食べ始めてしまった。う、うまい！これが一口目。う、うまい！これが二口目。う、うまい！これが三口目。うまいを連呼し、箸が進む！なぜ、こんなにうまい！

その秘密は、店内に貼られたポスターにあった。『当店の調味料には、化学調味料や添加物は一切使っておりません』の文字が書かれていた。そこには、野菜や果物の写真があり、色とりどりの野菜や果物から作ったたれに漬け込み、肉に味をつけ、焼いているからだった。

確かに一般的に売られている焼肉のたれとは全く違う味がした。ほのかに甘く、ほのかにフルーティなのだ。市販のたれは、どちらかというと味が濃く、にんにくなどが入っているせいか、香りもきつい。しかしこの店のたれは、優しく包み込んでくれるがかといって薄味でもなく、しっかりと野菜や果物エキスが凝縮されている。しかも毎日店内で仕込みをしていると書いてある。おいしいはずだ。

おいしいものには、手間と時間と情熱が盛り込まれている。改めて、商売の基本を学んだ。