【昆】息子の粘りに感動!

今日は、昆虫好きの息子と近所の公園に行き、ヒラタクワガタをゲットした。小5の息子は小さい頃から、昆虫好きで、網を持って外に出かけては、虫を捕まえてきて遊んでいる。今もカブトムシやクワガタの幼虫を育てていて、今年も成虫になるのを今か今かと待ち構えている。

そんな息子だが、今日は自ら志願して、公園に行きたいと言ってきた。公園と言っても墓地も併設しているような広大な公園で、芝生の広場もあれば、森もあり、釣りもできる池もあったりと一日いれる公園である。

息子の今日の目的は、クワガタ!この6月に入ってから少しずつクワガタがでてくる時期だ。何回も来ている公園なので、クワガタがいそうな目ぼしい木の場所は、もうすでに頭の中に入っている。主にクヌギやコナラの木であるが、点在しているポイントを一つ一つ丁寧に見ていく。

天気はパラパラと雨がちらつく程度だったが、湿度が高く蒸し暑い。森の中を歩いていると、汗ばんできた。なかなか見つからない状態が続いたが、少し道から入った木をくまなく見ていたら、樹液がたまっていた木が見つかった。息子が樹液がたまっていたくぼみを見てみると、小さなコクワガタを発見。一匹ゲットした。その後もいろいろと探してみたものの、なかなか見つからず。最初に見た木をもう一度みて帰ろうとした。

その時だった。最初見た木に上の方を見てみると、樹液が流れてくるところをくぼんだ穴のすき間があった。そこにクワガタがいそうな気配がした。私の身長よりも高く、3メートルくらいの高さだ。最初、息子が木に登り、自分の力だけでしがみついて、そのくぼみを突いてみた。しかし、自分の力だけでしがみつきながら、クワガタと格闘しないといけない為、体力的に続かなかった。一旦降りてみて、肩車をして挑戦してみたが、全く届かない。届かない為、一旦あきらめようとした。しかし息子が「途中で終わりたくない、あきらめたくない」と言ってきた。私は、何とか採集できないか考えた。

そこで、作戦変更。私の肩に、息子が直接乗り、高さを確保しながら、クワガタをくぼみから引きずりだす作戦にした。そうすることで、約3メートルの高さの場所にも手が届き、クワガタとも闘える。

早速戦いに挑んだ。私は、息子を方に乗せ、息子は、片手は懐中電灯で照らし、片手はピンセットでクワガタをつまみ出す。高さを確保し、しっかりと穴をを覗くと、三匹のクワガタがいると息子が叫ぶ。一匹は大きなヒラタクワガタのオスで、一匹はメス、もう一匹はコクワガタ。一番の狙いは大きなヒラタクワガタのオスだ。

敵も手強くなかなか、すぐには捕まらない。私の肩の重量の負担が大きく、一回休憩をとった。さらに獲れる作戦を考え、堅い割りばしを利用して、うまく引き出せないか考えた。わりばしは駐車場に止めてある車に戻ればあることに気づいた。早速、車に戻り、割りばしを調達。再度臨戦態勢を整えた。

2度目の挑戦。敵もしぶとく、なかなか落ちてこなかったが、まず初めに、ヒラタクワガタのメスをゲット。続けて、一番の狙いだった、ヒラタクワガタオスもゲット!結構大きく、計ってみたら6センチあった。息子すぐに、虫かごにいれて確保した。その後、二人は意気揚々と帰宅した。

【諦めたらそこで試合終了だよ】。この言葉を息子が粘ったことで共有できた喜びは、最高に幸せの瞬間だった。今後も、息子の日々の成長に私も最大限の時間を費やしたい。

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