今日は息子と一緒に、鉱物を拾いに行った。岐阜県の中津川というところの川に行ったのだが、そこは昔から水晶などがとれるスポットで有名らしく、鉱物博物館や博石館など石に関する博物館もたくさん整備されている。今年に入って、息子は石に興味があるらしく、図鑑で調べては、石の特徴を分析している。
このブログでも書いたが、夏には富山県や新潟県の北陸にヒスイを求めて海岸を散策もした。現地に行ってみても、すぐにお目当ての石が見つかるわけではなく、見つかったとしても、ほんとに小さなものであったり、数も少ない。根気のいる作業だ。
今回は、事前に図鑑に載っていた地区に行ってみたが、実際にお目当ての水晶が獲れるところは現地の方に聞くしか方法がなく、ちょうどお土産屋さんとレストランが一体になっていた、道の駅のようなところに立ち寄って聞いてみた。最初は売店の年配の女性に聞いてみたものの、分からないとのことだったので、別の売店の年配の男性が丁寧に教えていただき、そこに車を止めさせていただき、実際に近くに川に行ってみた。今日から、寒気も強くなるという天気とも重なり、夏の川とは違い、とても寒く感じた。
ほんとに地図にも大きく載っていない、沢のようなところで採取してみたが、意外にも小さな水晶はたくさんあり、息子も興奮気味であった。持ってきたピンセットで丁寧に選別していくと20個近く取ることができた。時間にすると1時間ほど取っていたが、途中で寒くなってきて一旦切り上げた。
また、先ほどのお土産屋さんに戻り、教えていただいた年配の男性に結果を報告。少しではあるが、取れたことをお伝えした。身体も冷えていたので、そのレストランで高山ラーメンを食べて、身体を温かくした。
店を出ると、雨が急に降りだした。結構山の中に来ていたので、山の中の天気は急に変わりやすい。次の川に向かって移動した。次の川を探していると、途中古びた旅館でラジウム温泉の日帰り入浴の文字が飛び込んできた。身体も冷えていたので、立ち寄って温泉にも入って体を温めた。
わずか15分くらい浸かっていただけだが、身体がポカポカになり、しばらく身体が温かかった。いろいろと地図を調べてみたが、なかなか見つからず、結局先ほどの川の近くに戻るようになった。
先ほどとは別の川に行ってみたが、先ほどより上流になるのか、ごつい石が多く、歩くのにも結構体力必要であった。そこでは息子は、数ある石の中から、花崗岩のくぼみにある水晶のカケラを見つけて、大興奮!確かに小豆くらいの大きさの水晶が塊であった。なかなか見つからなかっただけに、見つけた時の喜びは大きい。成果は、わずかであったが、息子と貴重な時間を過ごすことができた。
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